本文へスキップ

よくある質問real estate

杖術とはどのようなものですか?

当協会で稽古している杖道は、神道夢想流杖術です。
「杖」と言いますと、一般に歩行の補助として使用する杖を想像されるかもしれません。
しかし神道夢想流杖術では、歩行の補助に使うような杖ではなく、長さ四尺二寸一分(約128cm)・径八分(約2.4cm)の樫で出来た丸木の杖を使います。
(併伝武術の内田流短杖術では歩行の補助に使えるぐらいの長さの短杖を使います。)
稽古内容は、基本技の稽古及び太刀と組んで行う形稽古が主になります。
神道夢想流杖術は形武道であり、決まった形を稽古します。
形の中では、太刀の攻撃を捌き・かわし、相手を制する事を目的としています。



杖術は誰でも出来ますか?

杖術は形武道であり、体力・性別・年齢に関係なく誰でも稽古する事が出来ます。



杖術を稽古する事によってどのような効果がありますか?

杖術を稽古する事によって、精神の修養と身体の錬磨という効果があります。
精神的には、杖術を稽古する事によって自然と「仁義礼智信勇」の所謂「六徳」が備わります。
また、杖術の稽古を続けていくためには「厳」の精神が必要であり、自分を厳しく律する心が養われます。
身体的にも、反復して行う基本技の稽古は有酸素運動と筋力の向上を図る事が出来、身体能力の向上や健康・美容に効果があります。
形稽古においては、指導者から示された形を覚え頭の中で反復し自分で繰り返し稽古する事によって右脳を活性化させ、注意力・集中力を向上させます。
もちろん武道として、相手との間合い・タイミングを計ったり体捌きや体のコントロール、気合の発声が必要になりますので護身に役立ちます。



武道・スポーツの経験がないのですが大丈夫ですか?

神道夢想流杖術には、多くの形があり非常に系統立った稽古体系となっています。
体力・レベルに応じた指導で、武道・スポーツ未経験の方でも無理なく稽古する事が出来ます。
また進歩に応じて形も増えていき、昇級・昇段や試合に出る事も出来ますので目標を持って楽しく稽古する事が出来ます。



危険ではないですか? 怪我をしたりしませんか?

杖術は形武道であり、基本技と形の反復練習が主な稽古となります。
従って、通常は「乱取り」や「自由組手」のような稽古は行われないのが普通です。
そういった意味では、他の武道や格闘技に比べて怪我をする確率は非常に低いと言えます。
しかし、あくまで杖術は武道ですので気を抜いた稽古やふざけた態度で稽古を行うと大怪我をするケースも考えられます。
また、自分が怪我をしない事は勿論、相手にも怪我をさせないために正しい指導者の下で最大限の集中力を持って稽古する事が必要となります。
楽しく自分の技を磨いていく稽古も、間違った方法で行えば非常に危険な稽古となりうるのです。



用意する物はありますか?

杖術の稽古を行う時には、通常、上は道着・下は袴で稽古します。
ただし、最初の頃は運動の出来る服装でかまいません。
稽古に慣れてから、指導者に相談の上、胴着・袴を揃えられても大丈夫です。
それ以外には、杖と太刀(大太刀・小太刀)が必要になってきますが、当初は道場で借りて稽古する事も可能です。
杖と木刀は白樫の物が望まれます。
なお、太刀には鍔が必要になります。



杖道を始めるにあたって費用はいくらぐらいかかりますか?

道着・袴につきましては、高級な物は1万円〜2万円を超える物もありますが通常は胴着が3,000円〜8,000円、袴が4,000円〜10,000円あれば充分な物が入手出来ます。
上下セットで割安に販売されている物もあるようです。
杖は3,000円〜4,000円、大太刀は3,000円〜4,000円、小太刀は1,500円〜2,000円、木刀用の鍔は100円〜5,000円程度です。



併伝武術だけを習うことは出来ますか?

併伝武術には杖術の体捌き・間合いの見切りが必要であり杖術の上達に沿って学ぶものとなりますので、原則として併伝武術だけを稽古する事は出来ません。









【来場者数】 
累計  
本日  
昨日